01.04.2008
私の割安株探し(イントロデュース編)
当ブログで、昨年5月に『バリュー投資の実践』と題して3回シリーズの記事を書いたことがありました。ここでは、ウォーレン・バフェットが1984年にコロンビア大学で行った『グレアム・ドッド村のスーパー投資家たち』という伝説的な講演をベースにし、そこに私なりの考えも付加して記事にしたものです。
2008年の書き始め記事は、この『バリュー投資』をもっと掘り下げて紹介しようと考えました。
『バリュー投資』を一言でいえば、「本質的な価値よりも安い価格で株を買う」というもので、至ってシンプルなものです。これまでに、ベンジャミン・グレアム、ウォーレン・バフェット、ウォルター・シュロス(49年間に渡り複利で年率20%の投資利回りを実現している人物)といった数々の成功があるにも関わらず、広がりをみせていないのが大きな特徴でもあるこの投資法ですが、なぜ広がっていかないのでしょうか?
2008年の書き始め記事は、この『バリュー投資』をもっと掘り下げて紹介しようと考えました。
『バリュー投資』を一言でいえば、「本質的な価値よりも安い価格で株を買う」というもので、至ってシンプルなものです。これまでに、ベンジャミン・グレアム、ウォーレン・バフェット、ウォルター・シュロス(49年間に渡り複利で年率20%の投資利回りを実現している人物)といった数々の成功があるにも関わらず、広がりをみせていないのが大きな特徴でもあるこの投資法ですが、なぜ広がっていかないのでしょうか?
2003年〜2006までの上昇相場において株式投資を始められた方にとって、日経平均株価が年初の数値を大幅に下回った2007年のような事態は初めての経験だったと思います。上昇相場においては、平均的にみても「儲かった」人が多く出てきてその中で飛びぬけた投資リターンを手にした一部の人が紹介する手法が華々しく紹介されることで、新たに株式投資に新規参入される方などは、こうした手法を紹介した本や雑誌を参考にする人も多いでしょう。(私の周りにも沢山いました。)
こうした書籍の内容はというと、ほとんどがチャートの分析をはじめとするテクニカル分析がメインで、株式投資の本来の姿といえる企業の本質的価値の算定方法を扱っているものはほとんど皆無です。テクニカル分析とは結局、株を購入する「タイミング」を重視する手法なのですが、ここで残念なデータをご紹介します。
ノーベル経済学賞を受賞したウイリアム・シャープという人が行った研究によれば、マーケットのタイミングを計って売買する手法においては、実に82%という驚くべき勝率を維持し続けなければ、単純に株を買ってそのまま保有を続ける(バイ&ホールド)のリターンを上回ることが出来ないとのことです。
購入前に銘柄を検討し、購入後そのままほったらかしていても手に入るリターンを、何でわざわざ短期の売買を繰り返してリスクを高める必要があるのでしょうか?82%以上の勝率を維持し続けることが出来る相場の天才なら話は別なのですが。。
バフェットの有名な言葉に、『投資の第一のルールは損をしないこと 二番目のルールは第一のルールを忘れないこと』というものがあります。初めから「儲け」に主眼をおいた投資法では、ちょっとした相場の下落局面で狼狽して売りに出し、上昇局面は慌てて買いに走るといったどう考えても経済的でない売買を行いがちになってしまいます。
我々が何か物を購入するときに、『安い時に買う』というのは当然の経済的合理性を有するものですが、ことに株の話になると全く逆の現象になっているようです。こういった行動は行動経済学の分析対象ですので、ここでは触れませんが、バリュー投資とは、このように経済的に合理的な考えに基づいて投資を行うというもので、シンプル。何か特殊なテクニックを使用する小難しい投資法では決してありません。
バリュー投資において、上記バフェットが言う『損をしない』ためには、『安全域の確保』 という概念が重要となってきます。安全域とは簡単に言えば『担保』のことで、かつて金融アナリストだったベンジャミン・グレアムが始めて投資に導入した考えです。例えば、ある会社に100の価値があるとすれば、100よりも安い金額でしか投資してはならないというもので、90よりも60であったほうが『安全域を確保』できたと考えられることになります。
多くの投資家が経済的でない売買(高きを買い安きを売る)を繰り返す限り、バリュー投資はこれからも優れたリターンを得続けることが出来ると思います。伝説の投資家バフェットが啓蒙しても広がりを見せない投資法です。私などが記事にしても問題ないと思ってます。
とにかく探してみる編へ続く
こうした書籍の内容はというと、ほとんどがチャートの分析をはじめとするテクニカル分析がメインで、株式投資の本来の姿といえる企業の本質的価値の算定方法を扱っているものはほとんど皆無です。テクニカル分析とは結局、株を購入する「タイミング」を重視する手法なのですが、ここで残念なデータをご紹介します。
ノーベル経済学賞を受賞したウイリアム・シャープという人が行った研究によれば、マーケットのタイミングを計って売買する手法においては、実に82%という驚くべき勝率を維持し続けなければ、単純に株を買ってそのまま保有を続ける(バイ&ホールド)のリターンを上回ることが出来ないとのことです。
購入前に銘柄を検討し、購入後そのままほったらかしていても手に入るリターンを、何でわざわざ短期の売買を繰り返してリスクを高める必要があるのでしょうか?82%以上の勝率を維持し続けることが出来る相場の天才なら話は別なのですが。。
バフェットの有名な言葉に、『投資の第一のルールは損をしないこと 二番目のルールは第一のルールを忘れないこと』というものがあります。初めから「儲け」に主眼をおいた投資法では、ちょっとした相場の下落局面で狼狽して売りに出し、上昇局面は慌てて買いに走るといったどう考えても経済的でない売買を行いがちになってしまいます。
我々が何か物を購入するときに、『安い時に買う』というのは当然の経済的合理性を有するものですが、ことに株の話になると全く逆の現象になっているようです。こういった行動は行動経済学の分析対象ですので、ここでは触れませんが、バリュー投資とは、このように経済的に合理的な考えに基づいて投資を行うというもので、シンプル。何か特殊なテクニックを使用する小難しい投資法では決してありません。
バリュー投資において、上記バフェットが言う『損をしない』ためには、『安全域の確保』 という概念が重要となってきます。安全域とは簡単に言えば『担保』のことで、かつて金融アナリストだったベンジャミン・グレアムが始めて投資に導入した考えです。例えば、ある会社に100の価値があるとすれば、100よりも安い金額でしか投資してはならないというもので、90よりも60であったほうが『安全域を確保』できたと考えられることになります。
多くの投資家が経済的でない売買(高きを買い安きを売る)を繰り返す限り、バリュー投資はこれからも優れたリターンを得続けることが出来ると思います。伝説の投資家バフェットが啓蒙しても広がりを見せない投資法です。私などが記事にしても問題ないと思ってます。
とにかく探してみる編へ続く
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