自動車生産、いざBRICsへ

自動車輸出 日本経済を支える産業といえば真っ先に思いつくのが自動車産業。
日本の全輸出額の約20%、国内製造品出荷額の15〜17%を占める化け物のような産業ですが、最近の日本の自動車メーカーは製造拠点を国内でも米国でもなく、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)に重点的に配分しているようです。

日本車海外生産、BRICsが北米を逆転・2011年にも年500万台に
 日本の自動車メーカーによるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)での生産台数が2011年にも年500万台を超え、北米生産を逆転する見通しとなった。トヨタ自動車が700億―800億円を投じてブラジルに第二工場を建設、日産自動車はインドで年30万―40万台の生産を計画するなど新工場の稼働が相次ぐ。各社は増産と並行して部品調達や開発機能の移管を加速。BRICsはコスト競争力の高さを生かした世界市場向け輸出拠点の役割も担い、北米生産との差はさらに広がりそうだ。
NIKKEI NET
日本の地位は下がっていく一方で、90年代には世界のGDPに占める割合が15%ほどあったのが、今では9.1%にまで低下しています。
短期間で凄まじいほどに世界経済における地位を低下させた日本ですが、その間隙は他の先進諸国というよりもBRICs諸国が埋めているように思えます。かつて経済学者クズネッツが言ったように、「世界には4種の国がある。先進国と途上国、そして日本とアルゼンチン」というような認識はもう過去の話となりつつあります。

※先進国と途上国は長年固定されたままで、例えば先進国から途上国、途上国から先進国へ変化することは基本的に起こり得ないという前提がまずあり、その例外として、途上国から先進国へ這い上がった日本とその逆に先進国から途上国へ転落したアルゼンチンがあるという意味

自動車メーカーの動きを追うと、世界が大きく動いている様が何となく見えてきますね。
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