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不動産クラス(REIT)への投資について 

東証に上場されるREIT(リート)ですが、5月から国外不動産の組み入れが可能になります。

東京証券取引所は28日、オフィスビルや商業施設などの不動産に投資し、その賃料収入などで運用する上場不動産投資信託証券(REIT)について、国内不動産への投資に限定していた制約を解除し、5月から海外不動産の組み入れを認めることを明らかにした。
NSN産経ニュース(2/28)より引用
東証社長の記者会見要旨も参照

まだ実際には詳細が判明しておらず、何ともいいがたいのですが、投資家の選択枝が広がることだけは間違いないところ。
ですが、投資対象としてのREITをどうみるべきか?ちょっと検証。

まずは世界のREIT市場を比較してみます
[2007年の株式インデックスとREITインデックスのパフォーマンス比較]

2007年の世界の株式・リートパフォーマンス比較
ドルベースでの比較ですので円ベースで見た場合に比べて相違がありますが、REIT市場は昨年は世界的に大きく値下がりしていることは間違いありません。
主要国/地域で上昇しているのは香港とオーストラリアくらいしかありません。

では日本の不動産市場はどうなのか?
不動産投資信託(REIT)の不動産取得が減少している。2007年の物件取得額は前年比32%減の1兆4600億円だった。都市部の優良物件の価格高騰で取得にブレーキがかかった一方、信用収縮による資金調達難も影響した。
−日経新聞夕刊(2/7)より引用−
ちなみに東京の地価の上昇が本格化したのは、2005年の10月あたりからですが、現在では地価の上昇はストップし、頭打ちの状況にあります。日本のREIT市場は欧米と比較すれば値下がり幅は大きくありませんが、諸々の状況を考えると今後も楽観できそうにありません。
まず第一に、日経の記事にあるようにREITの不動産取得金額が昨年は大幅に減少していますが、これは想定収益に見合う価格で不動産を取得できなくなってきているからで、需給バランスからこの水準からさらに価格が上がるとは考えられないこと。
第二に、サブプラ問題で金融機関が不動産関係の融資にナーバスになっていることで、貸出金利を上げたり、融資自体を取りやめた金融機関も出始めていることで不動産取得コストが上昇していること。

始めの記事に戻りますが、日本で上場するREITに海外の不動産を組み入れることを可能にしたところで果たして需要があるのか疑問です。日本はともかく、欧米の不動産価格はサブプラ問題を機に崩壊が始まっていますので。。

※私の個人的な考えです。


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