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日本株投資の将来について

日本国旗私は現在、投資資金の約40%を日本株の個別株で運用していますが、その割合は年々減ってきました。
初めて外国株(米国株)に投資したのが今から4年前。その後海外上場のETFなども投資対象に加わり、現在では日本を筆頭として欧米先進国や新興国にも分散して投資している状況となっています。
日本の会社に"魅力がない"から海外に向かったというよりも、魅力的な会社は何も日本だけでは無かろうという当たり前のことに気が付いたのが切っ掛けでした。

言うまでもなく私は日本人ですので、日本の会社は応援してますし、世界の多国籍企業と伍して戦っているような魅力的な会社も日本には少なくありません。
そんな時価総額ウン兆円の大企業だけでなく、世界のどんな会社も真似できない独自の技術を武器に、海外で多くの利益を上げているような会社も日本には多くあります。そしてこれらの魅力的な会社に投資するためには、日本語読解力さえあれば誰でも可能で、そこに企業会計の知識会社仕組みや企業統治の知識(会社法)が加われば、投資の楽しさが増すと思います。

日本の会社に対する個別株投資での運用は今後も続けますし、投資信託やETFでのパッケージ買いはしません。
これには個人的なコダワリがあり書くと長くなるのですが、一言でいうと、日本経済全体に対してよりも、少数の世界で通用する会社達のほうが私は将来性においても成長面でも信頼しているということです。これから40年で2000万人も人口が減少すると試算されている日本では、限られた内需の中、企業の淘汰が進んでいくことで、日本の企業間でも収益面での『格差』が広がっていくものと考えています。

スイス日本は将来的には例えばスイスが、ネスレ、ノバルティス、ロシュといった、国の枠を超えて収益を拡大させている多国籍企業を多く抱えているように、世界を市場とする会社はますます繁栄し、一方で内需に頼る会社は全体では徐々に収益を悪化させていく可能性を私は想定してます。

イギリスイギリスのように、かつての繁栄から第二次大戦後国際的地位を落としながらも、現在でもなお株式市場において一定の規模を保持し、さらに発展を続けているという例もありますが、これは指導力のある英国のリーダーが、外資に対する金融市場への徹底的な開放による金融・サービス業の発展を政策的に実行したことが第一に挙げられます。これに加えて、国内産業にかけられていた様々な規制を撤廃することによって外国資本を積極的に受け入れたことや、移民の受け入れを積極的に行った事も挙げられます。
同じように国力の衰退が差し迫っている日本においては、イギリスが行ったような国の競争力を、外からの力を借りて取り戻す施策を早急に実施しなければならないのに、政官の危機感の欠如により期待できそうにありません。

であればこそ、国内の各種規制に守られているような会社や内需に頼る収益構造を持つ会社よりも、そんな日本に頼らずに日本を飛び出して、世界で戦える企業に魅力を感じているわけです。
私は基本的に長期投資を志向していますので、ちょっとした国内事情の変化や法律改正や規制撤廃によって収益構造が大きく揺さ振られるような会社への投資は慎重です。

冒頭で私の日本株への投資割合が年々減少していると書いていますが、これから極端に下がることはないと考えています。慎重に投資対象を選びながら、魅力ある会社には積極的に投資していきます。
そしてこの記事の題名である『日本株投資の将来について』ですが、私なりの答えは、
日本株の将来性は依然高いけど、それは全ての会社ではない
ということになります。


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23:47 | 投資スタンス等 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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Comments

# 遅ればせながら
いつもためになる記事ありがとうございます。

スィングトレードで火傷しながら、
自分も少しずつ腰の座った投資というものを考えるようになりました。

遅ればせながら海外ETFも検討している今日この頃です。
by: f-hiyoshi | 2008/03/30 19:13 | URL [編集] | page top↑
#
f-hiyoshiさん、こんばんは。
私もかつては短期トレードもやっていた時期があります。
時間上の問題もありますが、何より、大切な自分のお金を訳の分らない会社に投資するのに嫌気がさしてきたんです。
今では投資はかなり慎重です^^
by: ぐっち | 2008/03/31 20:09 | URL [編集] | page top↑
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勝間さんの本を読んで記事を書こうと思っていたのですが、ぐっちさん!嬉しい記事です♪

日本の決算なんて結構いじれるらしいですね。
なので、まだまだ実力が隠されているのではないでしょうか。

投資家が決算の読むの知識を持って、経営者がfinanceの知識を持てば、企業の収益力は上がると感じています。
そう言った日本の潜在的な収益力がどんどん出て来て欲しいです。

じゃないと、老後心配です!
by: かえる | 2008/04/01 19:53 | URL [編集] | page top↑
#
かえるさん、こんばんは♪
勝間さんは精力的に本を出版されてますね。まだ読んでませんが私も近いうちに読んでみようと思います。

企業の会計を読めるようになると、会社を深く観察できるのと注意深くなりますね。
私も今後も勉強していきます^^
by: ぐっち | 2008/04/01 21:54 | URL [編集] | page top↑

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