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トヨタ曰く「ハイブリッド車はしばらくは日本が主要生産拠点だよ」

トヨタに対して、ハイブリッド車の生産拠点を作ってよという要望が環境に熱心な欧州では強いようですが、しばらくは日本での生産が中心となるようです。
トヨタ自動車の内山田竹志副社長は11日、ロイターとのインタビューで、ハイブリッド車の主要な生産拠点は当面は日本になるとの見方を示した。
同社は10日、オーストラリアとタイで「カムリ・ハイブリッド」を現地生産すると立て続けに発表したが、コストなどの面で折り合う国がすぐには見つからないという。
−2008年 06月 11日 ロイターより引用−
良くも悪くも環境問題が世界的にクローズアップされてますが、自動車自体は決して環境に優しくありません。ハイブリッド車であっても自動車部品には多くの再生不可能資源が依然使用され続けていますし、いまだにガソリンがなければ走れません。

各社、ガソリンいらずの新型電池搭載のハイブリッド車の開発を進めていますが、結局、本当に環境に優しくありたいと願うなら、車に乗らないというのが一番説得力があります。私には無理ですが^^;

先進国では今後ますます各種法的規制も手伝って高価格のハイブリッド車が売れていくのでしょうが、所得水準が低い新興国では、やはり低価格車のニーズが高いです。
インドのタタ自動車が約25万円で超低価格車を発売することを発表した際に(⇒リンク)、大手自動車メーカーは度肝を抜かれ、日産のようにマネして参入を検討し始めたところもありました。真に強い会社と言えるには、先進国はもちろん、新興国でも大衆の支持を受け圧倒的なシェアを獲得できる企業であらねばならないと考えるのですが、世界中のどの自動車メーカーをみてもそういった会社はありません。

案外、主要自動車メーカーが環境技術の開発に躍起になっている隙に、タタのような会社が新興市場で低価格帯でも利益を生み出すノウハウを蓄積し、その応用技術で先進国にも殴り込みをかけて成功するといった、下から上への動きを将来見せてくれるのかもしれません。株主の意向に沿うような経営を行わなければならない欧米日の自動車メーカーは、資本を投下する際に、それに見合うリターンが期待できなければまず行いません。低価格自動車の開発が大手で発案されなかったのもこうしたことに原因があると思います。

株主としても冒険的な事業展開を嫌いますし、特に欧米の投資家はROEを何よりも重視しますのでこれは致し方ないとしても、面白みに欠ける業界だといえるのかもしれません。

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